競馬くん

過去の大好きな競馬レースを思い出に浸りながら紹介します。

【桜花賞】テイエムオーシャン

明日は東京競馬場府中牝馬S、そして明後日は京都競馬場でG1の秋華賞が行われますね。牝馬のレースは結構荒れたりしますが、自分が好きな牝馬を一頭ご紹介いたします。

 

まず・・・以前書きましたが、テイエムオペラオーが一番好きな馬なんです!

(参考記事)【皐月賞】テイエムオペラオー - 競馬くん

 

そんなオペラオーがG1含む8連勝した2000年、テイエムオーシャンはデビューしました。当時オペラオーで「テイエム」の冠名を知った自分は、テイエムオーシャンを応援してたのを凄く覚えてます。

 

8月にデビューをして、3戦2勝で迎えた阪神3歳牝馬Sは1番人気とプレッシャーの中、逃げるトウカイロゼットを2番手で追い、最後の直線ですぐに抜き去り、2着のダイワルージュに2馬身をつけ快勝のレースでした。また結果的にデビューから引退まで騎乗していた本田優騎手にとっては、14年ぶりのG1勝利となった。

 

それにしても・・・何と言ってもこのスピード力が違う。先頭に出てからもスピードが衰えるどころかどんどん突き放して勝ってしまうタイプ。テイエムオペラオーに続いて楽しみが増えたと思っていました。

 

年が明けて、初戦のチューリップ賞を4馬身の圧勝でクラシック第一弾の桜花賞に進んだ。このレースの有力馬は、阪神3歳牝馬Sで2着だったダイワルージュ、重賞勝利は無かったものの着実に結果を残していたハッピーパス、そして前走の条件戦で後方から追い込んで快勝したムーンライトタンゴの3頭だ。

 

まず逃げたのはタシロスプリング。そのすぐ後ろにテイエムオーシャン、中段にハッピーパスがつけて、後2頭は後方で待機していた。桜花賞はマイルであることもあり、基本的にハイペースになりやすく、逃げたタシロスプリングは直線すぐに後退。

先頭に立ったテイエムオーシャンはそのまま独走状態。後ろから有力馬3頭が追い込むものの3馬身差で圧勝の桜花賞だった。

 

その後オークスは距離の壁があったものの、秋華賞も優勝して最優秀3歳牝馬の栄冠を勝ち取った。ちなみに、この年ちょうど馬齢表記が変更したため、テイエムオーシャンは最初で最後の2年連続最優秀3歳牝馬の賞を取っている唯一の馬である。

 

オペラオーとは一味違うレース・・・なんか見てて凄くすっきりするようなレース展開で勝ってくれる馬でした。またテイエム軍団で王座を取ってほしいな!

 

テイエムオーシャン

父 ダンシングブレーブ

母 リヴァーガール

 

スピードの違いといえば、今年のハープスターに似ているかもしれませんね。脚質は全く真逆ですが、見ててすっきりするレースって感じがします。凱旋門賞に参戦し残念な結果ではありましたが、直線で見せ場がありましたね。そんな絶対的エース不在の秋華賞は大きく荒れそうです。。。

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