【有馬記念】グラスワンダー
今日はエリザベス女王杯でしたね、最後の直線でラキシスが1番人気のヌーヴォレコルトを捉えて優勝しました。自分はメイショウマンボをメインに馬券買ったんですけど・・・どうしちゃったんですかね。また復活することを期待します！
今日はグラスワンダーについて書きたいと思います。自分が一番思い出に残っているレースは、グラスワンダーとスペシャルウィークの接戦で盛り上がった有馬記念です。
グラスワンダーはデビューから注目されていた競走馬で、朝日杯3歳Sをレコード勝ちで優勝、ただ外国産馬は当時クラシックレースに出走することが認められていなかったため、マイル路線に挑戦。そう考えていた時に故障になってしまった。
3歳の秋初戦は、毎日王冠。このレースは大注目だった。というのも、他の出走馬がサイレンススズカ、エルコンドルパサーと強敵が出走してきたからだ。結果はサイレンススズカの大逃げ勝ちとなり、グラスワンダーはその後2連敗となった。
そして迎えた有馬記念、セイウンスカイやエアグルーブを抑えてG1・2勝目の栄冠を掴んだ、その丁度1年後の有馬記念にも出走してきた。
同世代で日本ダービーを制したスペシャルウィーク、天皇賞で優勝実績のあるメジロブライト、さらに3歳皐月賞馬テイエムオペラオーと最高のメンツが集まった有馬記念となった。ちなみに自分はこの頃、馬券は買っていなかったもののテイエムオペラオーのワイドを買いたい！と思っていたレースだった。
スタートして飛び出したのはゴーイングスズカ、その後ろにその年の菊花賞馬ナリタトップロードという展開、グラスワンダーは後方集団、さらにその後ろにスペシャルウィークが位置していた。
後ろにいたグラスワンダーとスペシャルウィークは早めに上がっていき、直線ではすでに先頭から3番手の位置で、そしてグラスワンダーが先頭に立ったが、スペシャルウィークがすばらしい末脚で追ってくる。
その後ろにもテイエムオペラオーが粘りツルマルツヨシも脚を伸ばしてきている。この頃テレビで見ていたが、テイエムとツルマルと前の2頭は差があまり無いにしても少し力が抜けている気がした。
その後スペシャルウィークとグラスワンダーが並んだ形でそのままゴール。これは見ていてもさっぱりどっちか分からなかった。結果としてはグラスワンダーが勝ったのだが、「ハナ差」いやたったの4cm差であった。電光掲示板に結果が出るまでにすごく時間がかかったのを覚えている。
グラスワンダーは結局翌年、テイエムオペラオーと争ったが1勝も出来ず、再度故障を発生してそのまま引退してしまった。
母 Ameriflora
